君だけが俺の居場所だった


その日の帰り道。

翡翠が少し前を歩く。

夕日が差し込む。

綺麗だった。

その後ろ姿を見ながら。

美都は思う。

最近。

ずっと翡翠のことを考えている。

朝も。

昼も。

夜も。

夢の中でも。

いなくなったら怖い。

取られるのも嫌だ。

そして。

触れた時。

離したくなかった。