君だけが俺の居場所だった


「最近委員会の子と仲良いよね」

翡翠が突然言う。

美都が眉を寄せる。

「誰と」

「生徒会の後輩の女の子」

美都は数秒考える。

誰だ。

本気で分からなかった。

翡翠は吹き出した。

「覚えてないんだ」

「覚える必要あるか」

「ひどい」

呆れたように笑う。

その瞬間。

美都は気付く。

自分は。

他の誰がいてもどうでもいい。

翡翠だけだった。

気になるのは。