君だけが俺の居場所だった


昼休み。

いつもの踊り場。

翡翠はパンを食べていた。

「神城くん」

「何」

「まだ怒ってる?」

美都の動きが止まる。

「怒ってない」

「怒ってるじゃん」

「怒ってない」

「怒ってる」

いつものやり取り。

でも。

翡翠は楽しそうだった。

「やきもち?」

「違う」

即答。

翡翠が笑う。

「はいはい」

その態度が余計腹立つ。