君だけが俺の居場所だった


雨の日の電話から数日。

美都は少しだけ落ち着いていた。

眠れる日も増えた。

過呼吸も起きていない。

学校にも普通に通えている。

翡翠のおかげだ。

認めたくはないけれど。

それが事実だった。

昼休み。

いつもの踊り場。

隣には翡翠。

それだけで。

安心する。

そんな日々だった。