ぽつり。 ぽつり。 雨音が窓を叩く。 美都はベッドの上に座っていた。 眠れない。 理由は分かっていた。 雨だ。 たったそれだけ。 なのに。 胸の奥が落ち着かない。 息苦しい。 嫌な記憶が少しずつ浮かんでくる。 考えたくないのに。 勝手に。