君だけが俺の居場所だった


昼休み。

いつもの踊り場。

翡翠がジュースを持って現れる。

その瞬間。

胸の奥が少しだけ軽くなる。

最近はこればかりだった。

会えば安心する。

見えなくなると不安になる。

おかしい。

分かっている。

それでも。

止められない。

「神城くん」

「何」

「今日元気そう」

翡翠が笑った。

その顔を見て。

少しだけ胸が熱くなる。