君だけが俺の居場所だった


翌日。

月曜日。

久しぶりの学校だった。

翡翠と並んで歩く。

いつもなら。

少し離れて歩いていた。

でも今日は違う。

無意識だった。

気付けば隣にいる。

近くに。

ちゃんと。

翡翠がいる位置に。

「神城くん」

「何」

「近くない?」

翡翠が笑う。

美都は無言で前を向いた。

自覚はあった。

でも。

離れる気にはなれなかった。