君だけが俺の居場所だった


するとすぐ既読がついた。

『起きてるよ☺️』

胸の奥が少し軽くなる。

思わず力が抜けた。

ベッドに倒れ込む。

画面を見つめる。

何か返したい。

でも言葉が出てこない。

翡翠からもう一件届く。

『どうしたの?』

優しい言葉。

いつも通りだからこそ余計だった。

美都はしばらく画面を見つめる。

迷う。

言うか隠すか強がるか。

でも今日は無理だった。

指が動く。

『……』

数秒。

そして。

送信。

『一人が怖い』

たったそれだけ。

短い言葉。

でも美都にとっては精一杯の助けを求める言葉だった。

送った瞬間後悔した。

重いし困らせるそう思った。

でも次の瞬間スマホが震える。

翡翠からだった。

『電話していい?』

美都は画面を見つめる。

そして初めて少しだけ笑った。