君だけが俺の居場所だった


食後。

ソファで映画を見る。

昨日の続きだった。

でも。

映画なんて頭に入らない。

気になるのは。

隣だった。

近い。

肩が触れそうな距離。

たまに笑う横顔。

その度に。

心臓が妙にうるさい。

「神城くん?」

「何」

「映画見てる?」

図星だった。

「見てる」

「嘘だ」

即答だった。