君だけが俺の居場所だった


夕方。

三人分作る癖で。

翡翠は少し多めに夕飯を作っていた。

テーブルに並ぶ料理。

向かいには翡翠。

緋色はいない。

静かだった。

でも。

嫌じゃない。

むしろ。

心地よかった。

翡翠が笑う。

話す。

その度に。

胸の奥が少し温かくなる。