君だけが俺の居場所だった


どれくらい経っただろう。

先に目を覚ましたのは翡翠だった。

「……」

時計を見る。

一時間くらい眠っていたらしい。

隣を見る。

美都はまだ眠っていた。

珍しく穏やかな寝顔。

少しだけ安心する。

翡翠は小さく笑った。

起こさないように。

そっと立ち上がる。

そして。

トイレへ向かった。