君だけが俺の居場所だった


気付いた時には。

朝だった。

美都はゆっくり目を開く。

見慣れない天井。

柔らかい光。

そして。

肩に感じる温もり。

「……」

数秒。

思考が止まる。

やがて。

昨夜のことを思い出した。

一人にしないで。

自分が言った言葉。

翡翠の肩にもたれたこと。

全部。

思い出した瞬間。

美都は顔を覆いたくなった。