君だけが俺の居場所だった


「今日は」

翡翠が小さく笑う。

「一人にしないよ」

その瞬間。

美都の肩が震える。

翡翠は続けた。

「だから大丈夫」

優しく。

何度も。

言い聞かせるみたいに。

「ここにいる」

その言葉を聞いた瞬間。

美都は目を閉じた。

張り詰めていた糸が切れそうだった。