君だけが俺の居場所だった


「神城くん」

「何」

「眠れそう?」

その問いに。

美都は答えられなかった。

眠れる。

たぶん。

翡翠がいるなら。

でも。

それは言えない。

「……分からない」

正直に答える。

翡翠は少しだけ考えた。

そして。

ぽんとソファを叩く。

「隣来る?」

「は?」