君だけが俺の居場所だった


二人とも固まった。

緋色がいない。

つまり。

今日は。

二人きり。

「……」

「……」

気まずい。

いや。

正確には。

翡翠だけが気まずかった。

美都はそれどころじゃない。

翡翠がいる。

それだけで。

少し安心している自分がいた。