君だけが俺の居場所だった


三人で歩く。

緋色はずっと喋っていた。

学校の話。

友達の話。

ゲームの話。

翡翠は笑いながら聞いている。

その横顔を見て。

美都は思う。

翡翠はこういう顔をする。

自分の前でも。

でも。

一番自然なのは。

緋色といる時かもしれない。

そう考えた瞬間。

胸の奥がちくりと痛んだ。