君だけが俺の居場所だった


翡翠はゆっくりしゃがんだ。

美都と目線を合わせるために。

「怖いの?」

小さな声だった。

美都の肩が震える。

答えない。

でも。

それが答えだった。

翡翠はそっと息を吐く。

やっぱり。

何かを抱えている。

ずっとそう思っていた。

でも。

想像していたよりずっと深かった。