君だけが俺の居場所だった


沈黙が落ちる。

翡翠は少し迷ったあと。

小さく聞いた。

「最近寝れてないの?」

美都は答えない。

「夢見るの?」

答えない。

でも。

沈黙が答えだった。

翡翠はそれ以上聞かなかった。

代わりに。

ぽつりと言う。

「ずっと苦しかったんだね」

その言葉に。

美都は息を止めた。