その日。 美都はまた眠れなかった。 午前三時。 ベッドの上。 天井を見つめる。 眠ろうとしても眠れない。 目を閉じれば夢を見る。 翡翠がいなくなる夢。 だから眠りたくなかった。 スマホを見る。 翡翠とのトーク画面。 何度見たか分からない。 送ろうとして。 やめる。 そんなことを繰り返していた。