午前二時四十分。 暗い部屋。 静かな家。 息が苦しい。 額には汗が滲んでいた。 夢だ。 ただの夢。 そう分かっている。 なのに。 胸の痛みだけが消えない。 スマホを見る。 翡翠とのトーク画面を開く。 最後のやり取り。 そこに確かに存在している。 それを確認して。 少しだけ安心した。