君だけが俺の居場所だった


翌朝。

鏡を見る。

顔色が悪かった。

目の下にも薄く影ができている。

でも学校へ向かう。

会いたい。

会いたくない。

会えば安心する。

でも怖い。

そんな感情がぐちゃぐちゃに混ざっていた。

そして。

教室の扉を開けた瞬間。

窓際で笑う翡翠が目に入る。

胸が少しだけ軽くなる。

そのことに。

美都は誰よりも恐怖を感じていた。