君だけが俺の居場所だった


物陰から見えた。

翡翠が立っている。

少し困ったような顔。

男子は緊張していた。

そして。

「好きです」

その言葉が聞こえた瞬間。

美都の思考が止まる。

告白。

別に珍しくない。

翡翠は可愛い。

優しい。

告白されてもおかしくない。

そんなこと分かっていた。

分かっていたのに。

胸が苦しかった。