君だけが俺の居場所だった


朝食の準備を手伝わされる。

正確には。

翡翠が勝手に押し付けてきた。

「お皿並べて」

「なんで俺が」

「いるから」

意味が分からない。

でも断らなかった。

しばらくして。

緋色も起きてくる。

「おはよー!」

元気だった。

昨日発作を起こしたとは思えない。

翡翠はほっとした顔をする。

「苦しくない?」

「大丈夫!」

「無理してない?」

「してない!」

いつものやり取りだった。