君だけが俺の居場所だった


結局。

美都は泊まることになった。

「ほら!」

緋色が嬉しそうに手を引く。

「こっち!」

「引っ張るな」

「神城さん背高いね!」

「聞いてない」

緋色は全く気にしない。

そのまま自分の部屋へ連れて行く。

子供部屋らしい部屋だった。

ゲーム機。

本棚。

ぬいぐるみ。

どれも美都の部屋にはないものばかりだった。

「今日はここ!」

緋色が胸を張る。

美都は小さく息を吐いた。