君だけが俺の居場所だった


「いただきます」

翡翠が手を合わせる。

「いただきます!」

緋色も続く。

美都は少しだけ遅れて。

「……いただきます」

小さく呟いた。

三人で食べるご飯。

会話がある。

笑い声がある。

緋色はずっと喋っていた。

「神城さんゲームする?」

「する」

「好きな食べ物は?」

「別に」

「食べ物だよ!?」

「なんで質問多いんだ」

「気になるから!」

翡翠が吹き出した。