君だけが俺の居場所だった


しばらくして。

風呂から出る。

久しぶりに湯船へ浸かった。

身体の芯まで温まっている。

リビングへ向かうと。

いい匂いがした。

テーブルには夕飯が並んでいた。

「できたよー」

翡翠が笑う。

緋色はもう席に座っている。

「神城さん早く!」

急かされる。

美都は少し戸惑った。

こんな光景。

いつぶりだろう。