君だけが俺の居場所だった


翌日美都は早く目が覚めた。

いつもなら目覚めた瞬間から憂鬱だった。

でも今日は違う。

スマホを見る。

昨夜のメッセージ。

『明日、絶対行くからね😊』

それを確認する。

もう何回見たか分からない。

自分でも馬鹿だと思う。

でも確認せずにはいられなかった。

学校へ着くとすぐ教室へ入る。

無意識に翡翠の席を見る。

まだ空だった。

胸がざわつく。

大丈夫。

約束した。

来る。

そう分かっている。

なのに落ち着かない。

時計を見て扉を見てまた席を見る。

その繰り返しだった。