君だけが俺の居場所だった


息が詰まる。

苦しい。

家の中にいたくない。

気付けば美都は家を飛び出していた。

雨の中を歩く。

向かった先は。

あの日と同じ公園だった。

ベンチへ座る。

雨が降っている。

制服が濡れる。

それでも動けなかった。

スマホを取り出す。

翡翠の名前が表示される。

指が止まる。

連絡はできなかった。