結局。 連絡先を交換することになった。 「ほら」 翡翠が画面を見せる。 美都は小さくため息を吐いた。 「……面倒」 そう言いながら登録する。 翡翠は嬉しそうだった。 「やった」 「何が」 「初連絡先」 「友達いないのか」 「いるよ」 即答だった。 美都は少しだけ口元を緩める。 本当に少しだけ。