君だけが俺の居場所だった


昼休み。

教室は賑やかだった。

友達同士で机をくっつけて弁当を食べている。

笑い声があちこちから聞こえる。

そんな中。

教室の前方では女子達が騒いでいた。

「神城くんって本当にすごいよね」

「生徒会長なのに成績も一位だもん」

「先生達からも信頼されてるし」

「完璧すぎる」

翡翠も思わず視線を向ける。

美都の席は空だった。

今日も本人はいない。