帰り道。 その言葉がなぜか頭に残っていた。 大事だから。 様子を見たいから。 当たり前みたいにそう言える翡翠。 そして。 ふと思う。 もし。 自分が熱を出した時。 あの日。 翡翠は友達との約束があっても来ただろうか。 そんな考えが浮かんだ瞬間。 美都は眉をひそめた。 意味が分からない。 本当に。 でも。 その答えが少しだけ気になった。