「昼休みごめんね」 翡翠が言う。 「委員会の仕事あって」 「別に」 即答だった。 翡翠は少し笑う。 「待ってた?」 「待ってない」 「本当に?」 「本当」 翡翠は絶対嘘だと思った。 でも言わない。 その代わり。 「じゃあ今から一緒に帰る?」 と聞いた。