君だけが俺の居場所だった


帰り道。

住宅街へ入る。

橘家の前を通る。

偶然だった。

本当に偶然。

そう思うことにした。

家の明かりはついていた。

少しだけ肩の力が抜ける。

その時。

自分が安心したことに気付いた。

「……」

意味が分からない。

本当に。