私だけが知っている、君の秘密

笑っていると伊織に声をかけられた。

「これお願いできる?」

伊織が資料を渡してくる。

「このプリントをクラスごとに分けるだけだから」

「分かった」

私は作業を始める。

すると。

「へぇ」

玲夜が隣に座った。

ほんとにいつも距離が近い!
なんでこんなに近づいてくるの!?

「玲夜」

朔斗の低い声。

「仕事」

「やってるよ?」

「邪魔してるだけだろ」

朔斗の早すぎるツッコミに伊織が吹き出す。

私は笑いを堪えた。