私だけが知っている、君の秘密


「玲夜」

朔斗から低い声が飛ぶ。

「仕事しろ」

「やってるじゃん」

「やってない」

あまりの即答に伊織が吹き出した。

「会長、今日ずっとそのやり取りしてるよね」

「こいつが仕事しないからだ」

朔斗はため息を吐く。

玲夜は全く反省していなかった。