私だけが知っている、君の秘密


珀翔が黙り込んでしまった。

私何か余計なこと言っちゃったかも。『前より話してくれるね』とか言われても気まずいよね。

なんでもないって無かったことにしようと終わったら。

珀翔「天音が」

声が聞こえて私は顔を上げる。

珀翔「話しかけてくるから」

思ってた言葉じゃないこと言ってくるからおもわず目を丸くする。

それって、少しは話す気になってくれたってこと?

白石くんは視線を逸らしてたけど私は少しだけ嬉しくなった。

日直の仕事が終わった頃にはだいぶ時間もたっていて外は薄暗くなっていた。

うるあ「帰ろうか」

帰ろうと思って私は荷物を持つ。

その時だった。

パチッ。

教室の電気がいきなり消えた。

うるあ「きゃっ」

突然の暗闇に窓の外も曇っていてほとんど光がない。

教室が急に真っ暗になった。

えっ?停電?どうしようと思って辺りを見回した。

うるあ「白石くん?」

白石くんからの返事がない。

何かあったのかもしれない。