【キミの声をきかせて】~声を失った少女は、四人の王子に溺愛される~


そして、お礼を言うことを胸に脱衣所の扉を開くと廊下に出る。


お風呂に行く前に通りかかった大きなリビングの方から男の子たちの声が聞こえてきた。



声が聞こえる……、さっきの黒髪さんリビングにいるのかな……?



そぉっとリビングを覗くと……



男の子がダイニングテーブルに数人いて、楽しそうに談笑していた。



どこだろう……えーと……んー……



その中に、黒髪さんはいないみたい。



どうしようかな?さっきの部屋に戻ろうかな?



と思っていると、その中の一人と目がぱちっと合ってしまった。



…………!!!!



「えっ…あの超可愛い子誰だよ…?」



先に口を開いたのは、明るい茶髪にピアスをつけた少しチャラそうな男の子だった。