【キミの声をきかせて】~声を失った少女は、四人の王子に溺愛される~


とりあえず、起き上がり誰かいないか探そうと部屋の外に出ようと扉を開く。



すると……ゴンッ!!!



と何かにぶつかった音がして、慌てて音のした方を見ると私は目は見開いた。



「…いってぇ…」


や、やばいっ!どうしよう?!



扉の前で座り込み、頭をおさえて痛がっている黒髪の男の子がいた。



不機嫌そうに振り返った男の子の顔は、ビックリするぐらい整った綺麗な顔をしていた。



きれいな男の子……、じゃなくて謝らなきゃ!!!



慌てて声を出せない私は、頭を精一杯ペコペコと下げた。



ごめんなさいっ!伝わって……っ!!


「…っ……!」