【キミの声をきかせて】~声を失った少女は、四人の王子に溺愛される~


きょーくんと話をしたあの日の夜、帰ってきたきょーくんが私に謝ってきた…。


「…澪…ごめんな。力になれないかも…」


そう言って申し訳なさそうに笑うきょーくんに私もなんだか申し訳なかった。


あれから…きょーくんと春琉くんはあまり喋らなくなって…


そして私もあからさまに春琉くんにはもう避けられていた。


「澪ちゃーんっ!!」

「あ、碧くん、こっちの席あいてるよ〜」

「澪の隣は俺だから碧あっちね」

「お前も毎日二年の教室まで飽きもせずによくくるよな〜」