律くんの席に近寄ると、私の足音に気がついたのかゆっくりと顔を持ち上げる律くん。 癖のある黒髪の隙間から除く、涙黒子のある大人っぽさが漂う綺麗な目と目が合う。 すると、立ち上がった律くんがいつも通りのゆったりとした雰囲気で私に近づいてくると屈むと、気怠げに私の肩に顔を乗っけてくる。 「…律くん?体調悪い…?」 「…んー…俺の事心配してくれてるの…?」 私の耳元で気怠げな律くんの擦れた低い声が響く。