私はきょーくんに向かって深く頭を下げると持っていた買い物袋を響也くんの手に無理やり握らせた。 ごめん!きょーくん!私行ってくる!! ホワイトボードを出す時間すら惜しくて心の中でそう叫びながら頭を下げる。 そして私は春琉くんが消えていった街へと全力で走り出した。 「おい!!澪!!一人は危ねぇだろ!待てって!!」 後ろからきょーくんが呼ぶ声が聞こえるけれど私は早く春琉くんに謝りたくて振り返らなかった。