春琉くんが街の方へ一人で行ってしまったあと、私はきょーくんと寮までの道をションボリしながら歩いていた。 買い物袋を握りしめながら、春琉くんとの喧嘩がショックで私の視界は涙でずっと滲んでいる。 私が迷惑かけたせいで…春琉くんはあんなに怒っちゃったんだ…うぅ…。 私の頭の中は春琉くんに嫌われたかもしれないという悲しみで胸が押しつぶされそうだ。 すると隣を黙って歩いていたきょーくんが、頭をぽんっと優しく撫でながら声をかけてきた。