流石に助けないという選択肢はなくて、文句を垂れながらも倒れていく女を反射的に腕に抱きとめると声をかける。
「おい!…おい!…大丈夫か!!」
その女は死んだような目をうっすらだけ開けていたが……、すぐに目を閉じていった。
はぁ……、くそめんどくせぇことに巻き込まれた。
流石に意識のない女をその辺に置いていける訳もなく、俺は寮まで連れ帰り俺の部屋のベットに寝かせた。
寝かせた後にその姿をマジマジと見たが、髪の毛はボサボサで顔や体中が汚れていてそんな女を自分のベッドに寝かせてしまったことに後悔した。
「はぁ……まじかよ……」
俺の独り言だけが部屋に響いた。



