【キミの声をきかせて】~声を失った少女は、四人の王子に溺愛される~


───春琉side



俺は今日学校を早めに早退して寮までの道を歩いていた。



すると、目の前でフラフラと野垂れ死にそうな女を見つけた。



……ちっ……めんどくせぇ……

俺の目の前で野垂れ死ぬんじゃねぇぞ。



と思いながらその女を追い越そうとした。



その時だった……



目の前で膝から崩れていくその女。



「まぢで……ふざけんなっ……」