みんなの自己紹介が終わると、白波くんが口を開く。
「で、なんか聞きたいことある?」
ずっと聞きたかったことがある私は、ペンをスラスラと走らせる。
【私を助けてくれたのは白波くんですか?
助けてくれてありがとうございます。】
そう書くと私は深く頭を下げた。
本当に助かりました。ありがとう。
そんな気持ちを胸に、下げてた頭をあげると私を見つめる彼と目が合う。
「気にすんな、つーか家で苗字呼びもなんだから下の名前でいい。コイツらもな。
それで……、学校帰りの道にお前が倒れてたわけだけど、何があったわけ?」
みんなも名前呼びでいいよっと言ってくれると、私と春琉くんのやり取りを静かに見守ってくれる。
何があった……か。
一言では言えないほど、いろいろありすぎて……うーん……。
中々書く手が動かない私。



