毒と悪、詰め合わせ。

「今日は焼肉だよ。早くお風呂入って一緒に食べよう」「あれ、でも、お父さんは?」「残業で遅くなるみたい」「そうなんだ」父抜きで焼肉をするのに疑問を抱きつつも、彼女は言われた通りに入浴を済ませリビングに戻った。生肉が容器にまとめられている。母が先陣を切って焼き始める。彼女も倣い、熱されたプレートに生肉を置く。「ねえ、これ何の肉?」見慣れない肉だった。母は娘の問いに奇妙な笑みを浮かべた。「何だと思う?」