毒と悪、詰め合わせ。

学校は嫌いだ。勉強も運動もできない。容姿も優れていない。コミュニケーションもまともに取れない。平凡未満の自分は誰からも見下されてしまう。同級生からも、後輩からも、先輩からも、教師からも。嫌いだ。生徒も教師も全員、自分を見下す奴は全員、顔も性別も分からないくらい真っ黒焦げな燃え滓になって死んでしまえばいいのに。そうだ、死ねばいい。彼は持参したマッチを勢い任せに擦り、専ら校舎に火を付けた。死ねばいい。