リオside
アル様とレオ様と三人で並んでお屋敷の廊下を歩いていた、その時だった。
前方から、圧倒的なオーラを纏った、綺麗な黒髪を靡かせる美しい男性が歩いてくるのが見えた。
げっ……ギ、ギル様!もう公務から戻ってきたの!?
三人で並んで歩いている姿をその綺麗な青い瞳がじっと捉える。
ズカズカと長い足でこちらに近寄ってくるギル様は、眉をひそめると綺麗な顔を少しだけ面白くなさそうにする。
「……お前たち、そんなに仲が良かったか?」
「あ、ギル様おかえりなさいませ!」
私がニコニコと元気に挨拶をする。



