細くて華奢な腕が俺の身体をぎゅっと抱きしめると、押し負けた俺の身体は芝生の上にドサッとリオと共に倒れ込む。
この状況に驚き、目を見開く俺は
「お、お前!!なにすんだよっ!!か、仮にも女だろっ!」
心臓が飛び出そうなほど驚いて怒ると、倒れた俺を見下ろすリオの綺麗な瞳と目が合った。
そしてその綺麗な瞳がふにゃりと形を変えると、してやったりと言わんばかりの悪戯っぽい満面の笑みを浮かべていた。
そして、そのまま俺の様子なんて気にしてないリオは、隣に再びごろんと転がる。
「えーっ!空を見てくださいよ!凄く気持ちいいんですから〜っ!ほらぁっ!」
そう言って、リオは隣でキラキラとした笑顔を浮かべながら青空に向かって両手を大きく広げた。
「っ……」
その横顔を見た瞬間、俺の胸がドキリと大きく音を立てた。
顔が一気に熱くなり耳まで真っ赤になっていくのが自分でも分かった。



