「あ、兄上の婚約者……!?じゃあ、お前が噂の空から降ってきた侯爵令嬢なのか!?」
……空からってわけではないけど……そう言われてるのね……あはは……。
「えと…たぶん…、まぁ、私の事ですかね……あははっ。
……レオ様っ!ギル様には絶対に黙っててくれませんかっ?!バレたら私、捕まっちゃうんです!!お願いしますっ!!」
私は両手を合わせて、瞳を潤ませながら全力でレオ様を見つめてお願いをする。
レオ様は顔を真っ赤にさせると顔を背け、口元を手で覆いながら悶えるように呟く。
「……っ、わ、わかったよっ!!黙ってればいいんだろ、黙ってれば!!」
「わぁぁい!よかったぁ〜っ、ありがとうございますっ!レオ様大好きですっ!」
「だ、大好きとか簡単に言うなっ!!」
こうして、顔を真っ赤にさせながら照れる可愛いレオ様と私の二人だけの秘密ができたのだった。



