「はぁ、はぁ……っ。ここまで来れば……あいつらには見つからないだろう…はぁ…」
息を切らしながら周囲を警戒するレオ様。
私を助けた小さな王子様に、私の胸の奥から感動と嬉さが一気に大爆発した。
「レオ様ぁぁああっ!!助けてくれてありがとうございますー!嬉しいぃぃいいっ!!」
「わっ!? ちょ、お前っ、離せっ、バカっ!!」
嬉しさのあまり理性が消し飛んだ私は、昨日と同じように女の姿だと言うことをすっかりと忘れてレオ様に思いっきりぎゅうううーーっと抱きついた。
「だ、男!じゃ、なくてっ!!お前、女だろ……っ!!な、なな、何考えてるんだ……っ!!」
レオ様は昨日以上に顔を真っ赤にさせて、湯気が出そうなほどの顔で、大慌てで私を突き放した。



