レオ様は、見た事がないほどの驚いた顔をして私を指差していた。 風でふんわりと広がる淡いピンクの綺麗な長い髪。 どう言い訳をしても、男だと言い張るには無理がある……。 「えへへ……えっと、えーと……これはですね、レオ様……」 私が引きつった笑顔で言い訳を探していた、その時だった。 「レオ様ー!リオ殿ー!どこにいらっしゃるのですかー!!」 遠くから、先ほど食堂にレオ様を迎えに来た年配の執事が大勢の使用人を引き連れて私たちを探す声が響いてきた。